オーストラリア・エアーズロック登山禁止 2019/10

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オーストラリア内陸部に広がるアウトバック(Outback)と呼ばれる荒野のシンボル、エアーズロック(AyersRock)、高さ348M世界最大級の一枚岩でユネスコの世界遺産に登録されています。

東京タワーを少し上回る高さです。

オーストラリア先住民のアボリジニの聖地にあり所有権はアボリジニにあります。

アボリジニの呼称は「ウルル(Uluru)」で英語名「エアーズロック」と呼ばれています。

岩登りで観光客の人気を集めてきました。1990年代初めには岩に登りたいという観光客は全体の74%に上っていましたが、現在は16%まで減少しています。

加えて、この場所を聖地とする先住民のアボリジニの人々の、反発もあって2019年10月より登頂禁止となります。

ヒットした邦画「世界の中心で愛をさけぶ」(2004年)に絡む土地で「パワースポット」としても人気があり観光客は年間30万人が訪れます。日本からは年間2万人が訪れます。

ウルルは先住民にとっては「聖地」であって、そこが観光客のために「テーマパーク」と化し文化的な重要性が損なわれていることに懸念が広がっていました。

ウルルの所有権を持つ先住民アボリジニのアナング(Anangu)族にとっては「聖地」であるウルルに観光客が登ることを決して快く思ってはいなくて、できれば「登頂はやめる」のが本音です。

実際、下から見上げるだけの観光客も多く、其の中で2010年に「登頂をする人が20%を 切れば禁止とする」という基準が決められました。

当時は38%ありましたが近年では16%に低下したため、ウルル所有者と国立公園 代表で構成されたウルル・カタ・ジュタ国立公園委員会が会合を開き、全会一致で登頂禁止が決定しました。

観光業者や政府の中には「ウルルはいつまでも 開放するべきだ」という声も出ましたが、委員長は「この場所は極めて重要な場所でディズニーランドのようなテーマパークではない」と回答しました。

観光客の減少を懸念する声はありますが、アボリジニの 文化の体験など代わりとなる観光資源も整っていて観光業への影響はないと判断した上での決定です。

ウルルの砂岩の斜面は楽に登れるというわけではなく、夏場は45℃まで気温が上がることもあってここ何年かで登山中に多数の死者が出ているそうです。

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