日本が「空母」を保有する意味は・・・

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引用:google

日本政府は,2019年度より始まる中期防衛力整備計画において、海上自衛隊が配備する「いずも」型護衛艦空母に改修検討をはじめました。

「いずも」は日本最大の護衛艦で2015/3就役、基準排水量1万9500トン(満載排水量2万6000トン)、全幅38m、空母のように全長248mの監首から艦尾まで続く全通甲板を持っています。

他にも同型護衛艦は2017/3「かが」が就役しています。潜水艦などを探知する哨戒ヘリコプターなど運用可能で陸上自衛隊が導入予定のオスプレイも搭載可能です。

「いずも」は、当初よりF35B運用を前提として設計されていて格納庫と甲板をつなぐエレベーターは動機の搭載可能となっています。

F35Bは、ステルス戦闘機F35の一種で艦上運用を前提としているので短距離離陸・垂直離陸(STOVL)が可能で、在日米軍岩国基地に配備されています。

日本は太平洋戦争中に「赤城」「加賀」など多数の攻撃型空母を保有していましたが、戦後は保有していないので戦後初の空母となりますが、あくまで攻撃型ではなく、防衛用の補給拠点の防御という位置づけです。

しかし、「いずも」「かが」両護衛艦は、空母のような飛行甲板を装備しヘリコプター9機搭載可能なヘリコプター駆逐艦(護衛艦)で、改修することで固定翼機運用も可能で、事実上の空母であることが公然の秘密とされていました。

空母改修は横浜の造船場で行われるようですが、艦載機用の航空燃料・補修部品・修理予備パーツなどの管理のための情報システム(ALIS)の導入・短距離離陸のために甲板の改修などが検討されています。

これらの改修に必要となる予算は「いずも」「かが」あわせて40億ドル(約4430億円)とされています。

空母を保有することは、鹿児島県・沖縄県など南西諸島の離島防衛のためとされ、付近に陸地・空港が少なくても空母より戦闘機を発進させることが制空権確保が可能となります。

また、在米海軍佐世保基地配備の強襲揚陸艦「ワスプ」「いずも」は全長がほぼ同規模で艦載機となるFB35B共通しており共同運用も可能と考えられています。

引用:google

つまり、朝鮮半島有事の場合、戦闘中の米軍に対して、

弾薬の補給 

②発進準備中の航空機に対しての給油と整備   行えるわけです。

一方で、搭載機のF35B対地攻撃能力があり敵地に侵入することが出来る戦闘機であるため、その機を搭載して相手国周辺まで運ぶことが可能な空母を保有することは、日本が攻撃能力を保持することになるわけです。

「いずも」空母化の意味するものは「尖閣諸島防衛」と言われています。

尖閣諸島は沖縄県八重山諸島北方に位置する諸島で石垣市に属し、魚釣島など5つ島が3つの岩礁からなる小島郡です。

1895年(明治28年)日本領となりましたが、近海に海底油田の可能性が指摘されたことで中国・台湾などが領有権を主張、漁民・民間団体などの領海侵犯事件が頻繁に起こっています。

近海には、石油だけでなく金・銀・銅・亜鉛・レアメタルなども埋蔵されているとみられ、2008年末より中国船舶による領海侵犯行為が増加し、2012/9/11、日本政府は尖閣諸島の魚釣島・北小島・南小島の3島の所有権を民間から国有化しましたが、中国船舶による領海侵犯は続いている状況で海上保安庁は警戒を続けています。

船舶ばかりでなく、沖縄基地のF15戦闘機が防空任務に就いていますが、現場到達まで30分かかり燃料の関係で1時間強の任務となっています。

往復に要する1時間を差し引き、有事には燃料も最大限使用する事になるので5~10分程度しか持ちません。

しかし、戦闘機を搭載した「いずも」で尖閣諸島付近まで近づくことで対処可能となります。

尖閣諸島が奪われた場合、佐賀県の陸上自衛隊水陸機動隊が逆上陸して奪い返すわけですが、海と空が一体となった作戦実施のためにも「いずも」の空母化は必須事項ということです。

「ワスプ」と協力してF35Bを搭載して上空からの支援します。

将来的には、「いずも」F35Bを搭載し「尖閣防衛」以外にも北朝鮮・中国などの脅威を排除し、更には南シナ海での航海の自由を遵守するシーレーンの防衛にも必用とされます。

しかし自艦の防御能力はないのでイージス艦とのセットでの任務になるものと思われます。

しかし、空母に改修されても搭載機は10機程度です。

「ワスプ」は20機搭載可能なので 能力はかなり落ちます。

相手戦力にも関係しますが、これら観点から1隻では明らかに不足なので、いずれは2~4隻体制となるものと思われます。

また、北朝鮮の核・弾道ミサイルに対抗するための日米共同開発中の、改良型攻撃ミサイル「SM3ブロック2A」4発の日本納入が決定したようです。

このミサイルは、イージスシステム搭載のミサイル駆逐艦や地上配備型発射システム「イージス・アショア」でも使用可能となっています。

引用:google

イージスシステムとは、SPY-1フェーズレイレーダーという高機能多目的レーダーから得た情報から索敵・脅威度判定・迎撃軌道計算・火器管制などの情報処理を一元して行うシシテムのことで、いわば艦の「脳ミソ」部分です。

価格は、2016年アメリカ海軍省との契約で8200トン級艦に搭載するもので一式873億円だそうです。

イージス・アショアは、アメリカが開発した短・中距離弾道ミサイル攻撃システムで2基で最低2000億円かかります。

「SM3ブロック2A」の売却価格は、同時供与の関連部品を含め約1億3300万ドル(約150億2690万円)になります。

導入は2021年度です。

それにしてもすごい価格です。

でも、これって国民の税金ですよね?

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