「人手不足」給料安いし、労働時間は長いし・・・

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労働人口の急激な減少高齢化によって、企業の70%は人手不足に陥ると予測されています。

人手不足が各業界で深刻な問題となっていますが、特にサービス産業は深刻な状況です。

人手不足によって発生した主な 負担としては、「従業員の負担増」が最も多く全体のほぼ半数の約48%にのぼり、次いで「受注機会等損失」が約24%でした。

人手不足が、従業員のシワ寄せとなり仕事の受注に影響しています。

企業の人手不足解消の取り組みとして「採用取り組み強化」が約82%となり、「業務環境改善(約47%)」・「待遇改善(約35%)」を上回っています。

人手不足の原因としては、労働条件・給料など様々な問題があるようですが、やはり少子高齢化による労働人口の減少が最大の問題となっています。

正規雇用の労働条件の多様化と若い世代の離職率が高いのも原因です。

「仕事内容がきつい・給与が安い・労働時間が長い・会社のイメージが悪い・人間関係が悪い・・・」など、雇用側と従業員側では、人手不足に至る原因と考え方に温度差があるようです。

政府は、「アベノミクス効果で雇用は 改善された」と盛んに主張しています。

確かに、2016/4の労働力調査では,完全失業率は3.2%で、これは「ほぼ完全雇用」と同評価の数字です。

しかし、現実問題として人手不足は続いています。

それは、人口分布の最も多い団塊世代の大量退職によって、労働人口が低下し同じく正社員率も低下しました。

これを補うため企業は、非正規社員(主婦・パート・アルバイト)を雇用し、雇用者数は増加しましたが賃金水準は正規社員ではないために上がらなくなりました。

労働人口というのは、15~64歳の年代を指すものですが少子高齢化によって人口が減少しています。

そのため有効求人倍率は、1.0と雇用側にとってはライバルが多く、競争が激しい状況となっています。

企業は人手不足を補うために「個人の技術力」より「効率化・コスト減」を優先させるため非正規社員(主婦・パート・アルバイト)を雇用したために、「技能・技術」を持った労働者が育っていません。

企業には、人材育成に力を注入しなかったツケが回ってきています。

つまり、「人手不足ではなく人材不足」なのです。 

デフレによって物の価格が下がると、しばらくは消費が進みます。

しかし、物の価格が下がり続けると企業の利益はどんどん減少します。

消費が進むため売上は上がりますが、利益を出すことが難しくなり人件費削減となり社員の給料は下がります。

デフレが進みすぎると、物の価格が 下がっているにも関わらず消費が起こらなくなり、企業の利益はさらに減少し社員の給料はさらに下がります。

物を売るために価格競争は同業者の間で激化します。

価格の値下げによって減少した利益は、 人件費でカバーされることが多いため、賃金が下がり人を集めることが難しくなり、社員の負担が増すことが原因で退職者が増し人手不足に拍車がかかります。

労働者は、労働に見合う対価として給料を求めます。

高い給料を得る事ができれば、労働者は満足し働く意欲も出るので継続して働こうとします。

「忙しいのに 給料は安い・・・」「休日がないのに給料が安い・・・」など労働に対する対価が低いとそれが不満となり蓄積されやがて不満を抱いたまま辞めていきます。

もし、ネット上で不平不満が呟かれたら、「 評判の悪い会社」としてあっという間に拡散され、「高待遇でアルバイト・正社員募集」しても人は集まりません。

サービス業界以外でも人手不足の業界が増えてきています。

IT業界です。

インターネットの急速な普及もあって、長者が出るほど活性化していたはずの業界ですが、「きつい」「帰れない」「給料が安い」の3Kという悪いイメージがあるため、人手不足は悪化しています。

農業

農業に従事する人の多くが70歳以上の高齢者で、さらに肉体労働のため若い人は敬遠する傾向にあり、後継者が不足し人手不足です。

警備

警備業界は、募集広告を見ても給料は高めで条件もよく人が集まりそうです。

警備の仕事には、雑踏警備・交通警備・施設内警備などがありますが、 依頼の多い時期と全く 無い時期があるため、仕事量と人員のバランスが悪く人手不足に陥っています。

介護

高齢化社会の現代では介護の仕事は重要で、さらに高齢化は進むため需要は高まる業界です。

しかし、老人介護は肉体労働で老人を持ち上げたり抱かえたりと重労働です。

さらに、精神的にも辛くハードな業界です。

しかし待遇面が良くなく労働に合わない給料なので、人は集まりません。

建設業界

2020年東京オリンピック開催に向け仕事の需要はあります。

しかし、建設業界は過酷で肉体労働ですから、体力を必要とします。

若者には人気がなく長続きしないため人手不足になっています。

運送

運送業界はドライバーの高齢化と需要の拡大が 原因で人手不足となっています。

ドライバーに若者が少なく高齢者が 多いというイメージが、若者が近寄りがたい業界となっているため人手不足です。

インターネットの普及で宅配が激増し、食事をする時間もないほど仕事をするイメージが 拍車をかけています。

小売・飲食(サービス業)

小売・飲食業界はブラック企業が特に多く、働く意欲があっても悪評を聞いて避けてしまう人も多くなっています。

このため好条件でも人が集まりません。

人員不足と多忙で休憩が取れず倒れる人もいます。

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