寒暖差疲労とは?その原因・症状・予防の対策とは・・・

SNSフォローボタン

フォローする

引用:google

寒暖差とは「気温の差」を意味し、天気予報においては1日の最高・最低の気温差を表します。

屋内・屋外 関係なく身体が置かれている状況で、その温度差が5℃以上である場合を指します。

寒暖差疲労とは、 身体がその気温差に対処するためにエネルギーを消耗し、疲労が蓄積した状態で、屋内・屋外 の気温差が大きい時期に発症することが多い「気象病」の一種です。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

寒暖差疲労の原因・・・ 

人間は恒温動物で、生命維持のために外気温が暑い場合は「放熱」、外気温が低い場合は「加熱・保温」を行います。

この「指示・対応」を行うのが自律神経です。

身体にとって体温・血圧・脈拍が安定している状態が理想的ですが、1日の中での寒暖差や短期間での寒暖差が激しい場合、身体は気温差に対応するためにエネルギーを消耗し、自律神経のバランスが崩れ、そのために疲れ・だるさを感じやすくなります。

1日の寒暖差が激しい場合、「自律神経」が乱れ「活性酸素」が増加します。

「活性酸素」は、殺菌力が強く細菌などを撃退する効力をもつ物質で、増加しすぎると正常な細胞も攻撃し人体を酸化させ害を与えます。

「自律神経」は、緊張状態で優位になる交感神経とリラックス状態で優位になる副交感神経で構成されています。

外気温が低く寒い場合は交感神経が優位となり、外気温が高く暖かい場合は副交感神経が優位となります。

しかし寒暖差の激しい状況下においては、「熱を作る」「熱を逃がす」という指示・対応の切り替えが激しくなり、気温が一定している場合の数倍のエネルギーを消耗します。

この激しい指示・対応の切り替えが、自律神経に無意識のうちに負担となり機能を低下させ、疲労を引き起こします。

自律神経の乱れることで、気管支喘息・アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を悪化させたり、鬱病を引き起こしたりします。

この寒暖差(気温差)によって引き起こされる疲労が「寒暖差疲労」です。

激しい運動や無理をした自覚がないのに、身体がだるいとか身体が重いと感じる原因はこれです。

引用:google

寒暖差疲労に見られる症状・・・ 

個人差はありますが、次のような症状があります。

身体の症状

  • 冷え
  • めまい
  • 頭痛
  • 顔のほてり
  • 首の痛み
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 目覚めの悪さ
  • 倦怠感
  • 食欲不振

心の症状

  • だるさ
  • 落ち込み
  • 疲れ
  • イライラ感

寒暖差疲労が起きるのは温度差が5~10℃以上の場合で、特に7℃以上の場合は要注意です。

寒暖差疲労に注意が必要な季節は、気温差の大きい春や秋「季節の変わり目」ですが、現代では空調によって「コントロールされた室内と屋外の気温差」も寒暖差と考えられるため、ほとんど1年中この気温差・寒暖差が身近に存在します。

寒暖差疲労を発症しないためにも、年間を通して注意が必要です。

寒暖差に弱い人・・・ 

寒暖差に弱い人の特徴

  1. 普段の生活が不規則
  2. お酒を週2回以上飲み、量が多い
  3. 熱中症にかかった経験がある
  4. 手足が冷たく感じる
  5. ストレス・心配事がある

「生活が不規則・・・」は自律神経が乱れやすくなるためです。

「お酒の量が多い・・・」は余分なエネルギーを消費するため寒暖差に弱く「熱中症・・・」「冷え性・・・」は体質的に寒暖差に弱いということです。

「ストレス・・・」は交感神経が優位になりすぎるために自律神経の調節が上手くできないためです。

寒暖差疲労チェックシート

引用:せたがや内科・神経内科クリニック

  1. エアコン(冷房・暖房)が苦手
  2. 暑さ・寒さが苦手
  3. 熱中症やそれに近い状態になった経験がある
  4. 冷え性
  5. 周囲の人が暑いのに自分は寒い、長袖が手放せない
  6. 季節の変わり目に体調不良になる
  7. 顔や全身がほてりやすい
  8. 代謝が悪くむくみやすい
  9. 温度が一定の環境にいる時間が長い(オフィス・自宅など1日中エアコンをつけている)
  10. 温度差が強いと頭痛・肩こり・めまい・だるさ・関節痛・喘息・下痢など発症する
  • 1~3個で軽症
  • 4~6個で中症
  • 7個以上で重症

寒暖差疲労予防のための対策・・・ 

寒暖差疲労は、アナログからデジタルに移行した現代人のライフスタイルも影響しています。

PC・スマホの急激な普及によって、首のこりを感じる人は急増しています。

首のこりは骨格の歪みを誘発し、寒暖差疲労を引き起こすきっかけとなっています。

寒暖差疲労の代表的な症状は「冷え」です。

初期段階では手足にその症状があらわれますが、放置することで内蔵の冷え・全身の冷えと拡大し深刻化してしまいます。

室外気温と室内気温の気温差に対応するためには、気温変化に対応できる服装を 選ぶことは重要です。

また、『3つの首=首・手首・足首』を温めることが身体全体を 素早く温める秘訣です。

首を温める首温活

  1. 首には太い血管が通っているため、首を温めることで血管内の血液にも温度が伝わります。温まった血液が全身に送られることで内蔵や手足の先端まで温まります。
  2. 首には温度に反応するセンサーがあるので、首を温めることで副交感神経が優位となり、身体がリラックスして血流も 良くなり身体も温まりやすくなります。

主な首温活方法

  1. ストール・ネックウォーマー・・・首を温められるこれらのグッズを携帯し、状況に合わせて着脱することでこまめに体温調整を行い、寒暖差を感じにくくします。
  2. 温熱シート・蒸しタオル・・・肌に直接貼る温熱シートや電子レンジなどで温めた蒸しタオルを使って首の後ろを温めます。蒸気の熱は身体に深く広く伝わるので、効率よく全身が温まります。
  3. 炭酸入浴・・・炭酸ガス入の入浴剤を入れた38~40℃くらいのお風呂で、約10分くらい首までつかることで全身の血行が良くなり疲れ・冷えの解消に効果的です。

副交感神経を優位にする

  • 眼元を温める・・・眼の奥には動眼神経という脳神経があり、この神経は副交感神経なのでこの神経を刺激することで、副交感神経にスイッチが入ります。
  1. タオルを水で濡らして軽く絞る
  2. 電子レンジ500Wで約40秒温める
  3. 40℃ほどの熱さになったタオルを眼の上に約2分間のせる
  • 腹式呼吸・・・深い呼吸で息を吐く事によって副交感神経を優位にするスイッチが入ります。
  1. 椅子に座り両手をお腹の上に置く
  2. 手が 上がるようにお腹を膨らませて、3秒で息を吸って6秒で吐く

仰向けになった状態でもOKです

引用:google

  • 指揉み・・・指の爪の生え際の両脇に「井穴(せいけつ)」というツボがあり、このツボを刺激することによって血管が広がって血流が良くなり、身体全体がリラックスして温まります。
  1. ツボ押しをする反対側の手の親指と人差指で爪の両側を少し痛みを感じる程度に強めに挟み左右にひねる
  2. これを指1本に約3秒、5~10回程度を目安に行います

女性は右の指から、男性は左の指から始めます。順番は中指→人差指→薬指→小指→親指の順で行います。親指+人差指で強めに挟んで押し揉み、指先に向かってパッと引っ張り放す感じで行うと効果的です。

まとめ・・・ 

寒暖差は私達のエネルギーを消耗させ、疲労物質を作り出し身体を疲れさせます。

それは疲労を感じさせるばかりではなく、自律神経を疲れさせ機能までも低下させてしまいます。

寒暖差疲労対策のポイントは、身体を常に温かい状態に保つことです。

身体が感じる温度が安定することで、体温調整のためのエネルギーが不要となり、自律神経の機能低下を避けることができます。

また体質改善のために、階段を使ったり通常より1.5倍の速度で歩いたり、電車などで座らない・・・などの適度な運動が必要です。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク