気象病の原因と対処法,何科を受診?? アプリで予測??

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引用:google

季節の移り変わりの時期になると,気温や気圧の変化に身体が対応しきれず,自律神経のバランスが崩れ,身体の不調が起こりやすくなります。

これは「気象病」「天気病」と呼ばれている症状で,10代~80代までの幅広い年齢層に見られます。

40代以降になると更年期障害などの影響もあって,ホルモンバランスが崩れやすいため,全体の70%~80%を女性が占めると言われるほど,圧倒的に女性の比率が多く,国内で症状がある人は約1000万人と推定されています。

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気象病とは・・・

引用:google

気象病(きしょうびょう=meteoropathy)は,気象が変化することで生じる身体の不調や,悪化する疾患総称です。

「天気の影響を受けて発症,または悪化する慢性の痛みが有る・・・」状態を指し,病名ではなく,元来持っている病気が天気の変化によって悪化する病態の事です。

気圧が変化すると,身体はストレスとして感じるため,それに抵抗するために自律神経が活性化し,それによってバランスが崩れ,様々な不調を引き起こします。

また,気温の変化によって寒暖差が大きかったり,湿度が上がって発汗しにくいなどの環境の変化は,体温調整をする自律神経にとって大きな負担となり,身体の不調を生みやすくします。

代表的な症状には,頭痛・めまいなどが挙げられますが,他にも,吐き気・全身倦怠感・首や肩の凝り・低血圧や血圧の変化・手足の痺れ・関節痛・冷え性・・・など様々な症状が見られ,女性やデスクワークの人に多い傾向となっています。

猫背・反り腰など骨格に歪みのある人は,姿勢が悪くなりがち

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身体の軸が一定せず,気圧の変化を受けやすい

姿勢が悪い場合,身体の軸がしっかり定まらず,さらに背骨のS字カーブが失われると,背骨の中を通る自律神経が影響を受け,気象の変化で症状が表れます。

気象病 原因・・・

気圧の変化をで感じ取る

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身体が揺れていると錯覚する

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しかし,眼の前の景色は揺れていない

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脳が混乱する

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ストレスとなる

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自律神経の一つの交感神経が興奮

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痛みの神経を刺激しするため,さらに痛みが起こる

引用:google

気圧の変化が体の不調を誘発するわけですが,気圧を感知するのは「内耳」で,耳の奥に有る平衡感覚をつかさどる,カタツムリのような形をした器官です。

耳は,外耳・中耳・内耳の3構造によって構成されています。

外耳は音を集め,中耳はその音を鼓膜の振動で内耳に伝え,内耳はそれを聴覚神経に伝達しています。

さらに,内耳は平衡感覚をつかさどり,バランスを保つ役割をしているため,平衡感覚を維持するためには,内耳・視覚の両方の情報が一致する必要が有ります。

しかし気圧の変化によって,内耳から「身体のバランスが崩れた・・・」という情報が伝達されたにも関わらず,眼からは「崩れていない・・・」という違った情報が伝達される場合が有ります。

この「情報のズレ」によって,脳が混乱するため交感神経が興奮して,めまい(内耳の血流低下)や頭痛(収縮した血管が反動で拡張するため,痛みの神経を刺激する)などの症状が起こります。

慢性的に痛みが続くと,脳にも強いストレスが続き,さらに不安・イライラなどの症状も起きて体調不良となります。

天気痛の症状を持つ人は,そうでない人より内耳が敏感な傾向に有ります。

そのために,周囲の人が感じないレベルの微妙な気圧の変化に,内耳の中の気圧センサーが過剰に反応して,めまい・吐き気・耳鳴りなどの症状や,元来持っている痛みを呼び起こしてしまいます。

気象病を発症しやすい体質

一般的に耳が敏感な人は,発症しやすい傾向が見られますが,それ以外にも

  • 乗り物酔いしやすい
  • が苦手
  • 季節の変わり目が苦手
  • 台風が接近すると頭痛・めまいがする
  • 運動の習慣が無い
  • 低体温(平熱が36℃以下)
  • 夜型生活(24時以降に就寝する習慣)が定着
  • 昼間,外に出ることが少ない(太陽光を浴びない)
  • 食事のバランスが悪い
  • デスクワーク中心の仕事に従事
  • 体力に自信がない

などの人が,当てはまりそうです。

気象病対処法・・・

低気圧が定期r的に通過する梅雨時や台風が接近する夏から秋にかけての時期は,気象病の症状が出やすく発症する人も増加します。

くるくる耳マッサージ

引用:google

愛知医科大学病院/痛み センター,佐藤純客員教授が推奨されているマッサージ方法です。

耳周りの血流が悪化した場合、内耳のリンパ液も同様に滞るため、マッサージをすることで血流を改善し、めまい・頭痛など予防ができます。

くるくる耳マッサージは,気象病予防法として実際に治療にも導入されている方法です。

①耳を軽くつまみ,上・下・横にそれぞれ5秒引っ張る

②その状態で軽く引っ張りながら,後方に向かってゆっくりと5回まわす

③耳を包むように折り曲げ,そのまま5秒キープ

④耳全体を掌で覆って,ゆっくりと円を描くように後方に向かって5回まわす

*注意点   ・1日3回,朝・昼・晩マッサージをする

                  ・期間は2週間

                  ・それ以外は,普通の生活でOK

病状を予測

「どんなタイミングで症状が悪化するか・・・」を予測できれば,不安は解消されます。

むやみに不安になることもなく,体調の変化に対して事前に心構えが出来るので,身体を休めて体調を整え,必要であれば薬を飲むタイミングも図れます。

<頭痛ーる>

引用:google

ウェブサイト運営会社「ポッケ」が,無料提供しているスマホアプリです。

現在,約40万人が利用しています。

日々変化する気圧をグラフ化してくれるアプリで,貴方の頭痛のパターンを掴んで賢く体調管理ができます。

頭痛のきっかけになりやすい低気圧を,グラフ・アラートで告知してくれて,6日先までの気圧を予報してくれるので,事前に対策を立てることが可能です。

位置情報を元に,自分がいる場所の気圧予報かなりの精度で表示し,調子が悪いときは爆弾マークが出ます。

<注意> 使用機種によっては,アプリケーション未対応のばあいが有ります。詳しくは,Google Play™/App Storeで御確認下さい。御利用に際しては,御客様の責任に置いて御利用下さい。ダウンロードリンクは,アフィリエイトリンクとなっている場合が有ります。

自律神経のバランスを調整

適度な運動・充分な睡眠・朝はしっかりと摂る・朝は熱め(42℃くらい)のシャワーを浴びる(交感神経が優位)・夜はゆっくりぬるめ(38~40℃くらい)に湯舟につかる(副交感神経が優位)・・・など生活リズムを調整します。

42℃以上の熱いお湯は,交感神経にスイッチが入るので注意が必要です。

自律神経には交感神経・副交感神経の2種類が有ります。

交感神経は,血管を収縮させることで心拍数が上昇し,身体を興奮状態にさせる働きが有り,副交感神経は血管を拡張して,身体をリラックスさせる働きが有ります。

交感神経と副交感神経のバランスが乱れることで,様々な体調不良を引き起こす原因となります。

食事のバランス

日頃の食事のバランスは,気を使いたいところです。

特に,神経疲労・筋肉疲労に大切で,身体の代謝を助けるビタミンB群は必須です。

糖質・お酒などの摂取が多い人は,不足する傾向に有るため注意が必要です。

ビタミンB1は,炭水化物(糖質)をエネルギーに変換する際に必要な栄養素ですが,水溶性のために,摂取過多となっても腎臓から排出され,摂り溜めができないので,毎日補う必要が有ります。

ストレッチ

テニスボールを使った天気痛体操で,深部の筋肉を伸ばします。

寝転んだ状態で,テニスボールを体に乗せます。

次に,

頭の付け根⇒首⇒顎の下⇒頬⇒耳の下⇒肩甲骨の周囲⇒腕の付け根⇒鎖骨の下

の順に,1箇所10秒程度でゆっくりとをかけながら,徐々にずらしながら行います。

②顎の下・首の前の筋肉を伸ばします。

両手を下顎の左右のラインに沿って当て,真上に持ち上げます。

次に,持ち上げたままの状態で,顎の向きを斜め右,斜め左と動かします。

③頭と首の横・後ろの筋肉を伸ばします。

頭の左側に右手を乗せた状態から,頭を右側に倒し,手の重みで頭と首を横と斜め前に伸ばします。

この時に重要なのは,手で力を加えないことです。

反対側も同様に,頭の右側に左手を乗せ左側に倒して行います。

気象病  ツボ

完骨(かんこつ)

引用:google

完骨の完は,家の周囲を取り巻く垣根の意味で,耳の後方に有る垣根のような骨を指しています。

頭痛・片頭痛・頭重感・めまい・立ちくらみ・肩こり・耳の痛み・顔のむくみなどの緩和,飛行機に乗っている場合の高所でツーンとするときの改善などに効果が有ります。

<位置> 耳の後方に有る出っ張った骨の下の窪んでいる所で,左右に有ります。

<刺激法> 両手で横から頭を覆うように掴み,左右の親指の腹で指圧します。

1回5~10秒を3~5回繰り返し行います。

刺激した部分から頭部にかけて,響くような痛みを感じます。

内関(ないかん)

引用:google

内関の内は内側,関はエネルギーや血流が出入りする場所という意味が有ります。

東洋医学では,自律神経を安定させる効果が有るツボとして知られ,手首の下に有ります。

動悸・胸痛・胃痛・乗り物酔い・吐き気・腕や手の痛み・痺れ・眼の充血などの緩和,イライラ・不安感など精神面のリラックスなどに効果が有ります。

<位置> 手の平を上にして,手首の横ジワの中央付近から指3本(人差し指・中指・薬指),揃えた幅分下がった所で,左右に有ります。

<刺激法> 親指で,イタ気持ちいいと感じる程度の強さで,1回5~10秒指圧し3~5回繰り返します。

百会(ひゃくえ)

引用:google

百はたくさん,会は集まる・交わるという意味が有り,身体の働きに関する道筋が集まるツボを指しています。

頭頂部分に有り,頭痛・頭重感・めまい・立ちくらみ・乗り物酔い・耳鳴り・肩こりなどに効果のある万能のツボとして知られ,頭部だけでなく全身の血流に働きかけます。

<位置> 左右の耳から頭頂に向かって上がった線と,眉間から頭頂に向かって上がった線が交差する 所に有ります。

<刺激法> 左右の手で横から頭を覆うようにして掴み,両手の中指の腹で,強めに指圧します。

1回5~10秒を3~5回繰り返します。

耳栓?

「耳栓が気象病に効く・・・」

???と思われるでしょうが・・・

耳栓をすることで耳にかかる気圧差が緩やかになり,内耳にかかる気圧の変化も和らぎます。

また,副作用の心配も有りません。

しかし外出する場合,安全のため耳栓の使用には,注意が必要です。

耳栓には,ウレタンフォーム・弾性発泡ポリマーなどのスポンジ,シリコン・シリコン粘度など様々な素材・様々なタイプの商品が有りますが,気象病対策に適しているのは,低密度ポリエチレンやシリコン素材の商品です。

耳栓は,連続で装着していても,短時間であればそれほど抵抗は無いかもしれませんが,長時間となるとやはり異物感は歪めません。

装着時は,当然ですが周囲の音は聞こえづらくなり,日常生活は結構不便となります。

しかし,気象病において頭痛などの痛みが強い人は,実行する価値はあると思います。

気象病  薬

症状の改善には,抗めまい薬・酔い止め薬などによる治療が有効です。

抗めまい薬

抗めまい薬は,めまい・吐き気抑制内耳の環境改善する作用が有ります。

神経の興奮・めまい・吐き気などを抑制する効果が有るので,めまい・耳鳴りなど予兆を感じた時点で 服用することで,その後に発生する痛みを抑制する効果が期待できます。

酔い止め

気圧の変化による内耳のむくみが,薬を服用することで改善し和らぎます。

該当するの薬は,トラベルミンなどの商品名で「乗り物酔い止め」として市販されているもので,内耳から脳への気圧の変化の伝達を,抑制する作用が有ります。

特に雨の日などに,高頻度で頭痛が起きる人は,症状が酷くなる前に服用しておくと,効果的です。

乗り物酔いは,乗り物による振動が内耳内のリンパ液を揺らすことで内耳本来の働きが阻害され,内耳からの情報と視覚からの情報が矛盾して異なり,自律神経が混乱て副交感神経が刺激されるために,起こります。

酔い止め薬は,各商品の含有成分によって働きに多少の違いは有りますが,脳の嘔吐中枢・自律神経反射などを抑制し,内耳の血管拡張して内耳のバランス改善することで,酔いを防止します。

この乗り物酔いと同様に,内耳への刺激が自律神経のバランスを崩し,体調不良を引き起こす気象病にも効果が有るわけです。

気圧が下がり始める前に服用することで,症状の有る人の約80%に効果が見られましたが,薬なので眠気を誘発するなどの副作用が有り,注意が必要です。

漢方薬

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伝統的な中国医学の古典の「傷寒論(しょうかんろん)」「金匱要略(きんきようりゃく)」に記載され,古くから有る漢方薬として「五苓散(ごれいさん)」が有ります。

五苓散は,体内の水分の循環を良好にする作用が期待できます。

五苓散の成分は,

  • 猪苓(チョレイ)
  • 蒼朮(ソウジュツ)
  • 桂皮(ケイヒ)
  • 茯苓(ブクリョウ)
  • 澤瀉(タクシャ)

の5つの生薬から構成されていることから,五苓散と呼ばれています。

五苓散は,二日酔いの症状に効果が有ります。

必要時に服用することで特に問題は有りませんが,空腹時の「食前」または「食間」に服用するのが一般的です。

二日酔い予防として飲む場合は,飲酒する前・食事をする「食前」が効果的で,二日酔いの症状時には,「食前」または「食間」が効果的です。

服用する量は,年令によって違いますが,「多く服用したから効果が出る・・・」というものでは無く,指定量以上の服用は副作用のリスクが有ります。

そのため,「症状が酷いから・・・」と何度も多量に服用するのは,NGです。

五苓散は,病院の処方箋で入手できますが,第2医薬品に分類されるため,薬局・ドラッグストア・インターネットでも入手可能です。

気象病は何科??

  • 頭痛 ⇒ 頭痛外来
  • めまい ⇒ 耳鼻科・脳神経外科
  • 咳・喘息 ⇒ 呼吸器内科
  • 首・肩の痛み・膝・腰痛 ⇒ 整形外科
  • 不安感・焦燥感など心の不安定 ⇒ メンタルクリニック

  *女性の場合は,自律神経の乱れがホルモンバランスと連動している場合が有ります。

症状において,精神症状が一番強い場合は心療内科,動悸など胸部症状が一番強い場合は,循環器内科,下痢など腹部症状が強い場合は消化器内科などです。

本人が一番辛い症状に合わせた診療科を,最初に受診することで,身体を苦しめている症状を最も早く緩和できます。

注意したいのは,当てはまる症状を元にして,自己判断をしないことです。

引用:google

まとめ

季節の移り変わりなど,気温・気圧の変化に身体が対応できず,自律神経のバランスが崩れ体調を崩す人が多く,その数は約1000万人と言われています。

代表的な症状は,めまいや頭痛ですが,吐き気や全身倦怠感など様々な不調が現れます。

気象病は,人によって発症しやすいか否かは有るようですが,日頃から食事に気をつけて対策をすることで予防ができ,ストレッチやツボを指圧することで,抑制できます。

発症した場合でも,効果が期待できるが市販されています。

それでも無理な場合は,迷わず医療機関を受診しましょう。

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