アルコール頭痛が起きる原因と予防・対処法,鎮痛薬とツボ・・・

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引用:google

「お酒は好きだけど,その後の頭痛が・・・」

そんな方は,多いのではないでしょうか?

お酒類に含まれるアルコールが,体内で分解され「アセトアルデヒド」という物質となり,体内に溜まります。

アルコールとアセトアルデヒドによって,脳の血管が拡張することで神経が圧迫され,炎症を起こし痛みが発生します。

これが,アルコール頭痛の原因です。

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アルコール頭痛とは・・・

引用:google

アルコール頭痛とは,アルコール分解物質のアセトアルデヒドが体内に溜まり,脳の血管を拡張することによって引き起こされます。

アルコール頭痛の主な原因は,次の3点です。

①アセトアルデヒドが体内に蓄積される事によって,痛み増強物質が産生される

②アルコールによる血管拡張作用による神経圧迫

③血管拡張によって血管外に漏れ出した水分による脳のむくみ

一般的にお酒が弱い人は,アルコール頭痛になりやすい傾向に有ります。

お酒が弱い人は,アセトアルデヒドを無害な水と酢酸に分解する「脱水素酵素」働きが弱いため,アルコール頭痛の原因となるアセトアルデヒドが体内に溜まりやすい傾向に有ります。

アルコールやアセトアルデヒドの作用によって血管が拡張し,そこから水分が漏れ出し,さらにその血管を取り巻く組織によって脳にむくみが発生し,神経を圧迫するため,これも頭痛の要因の一つになっています。

お酒を分類すると・・・

お酒は,大きく分類すると「醸造酒」「蒸留酒」が有ります。

醸造酒とは,穀物や果実などの原料に酵母を加えて,原料に含まれる糖分をアルコール発酵させることで作られるお酒です。

代表的醸造酒としては,日本酒・ビール・ワイン・紹興酒などが有り,アルコール度数もそれほど高くなく,最高でも20度前後です。

蒸留酒とは,醸造酒をさらに蒸留して作られるお酒で,ウィスキー・ウォッカ・ラム・ジン・泡盛などが有ります。

つまり,

ビール ⇒ 蒸留 ⇒ ウィスキー

ワイン ⇒ 蒸留 ⇒ ブランデー

日本酒 ⇒ 蒸留 ⇒米焼酎     

という訳です。

蒸留酒は,醸造酒のアルコールをかき集めて抽出したお酒なので,商品名からも想像できますが,アルコール度数の高い商品が多く,中でもポーランド原産のウォッカ「スピリタス」においては,なんと驚愕の96度も有ります。

蒸留酒は,一般的にアルコール度数が高いため,水・炭酸水・ジュースなどで割って飲む場合が多く,また個人差は有りますが,蒸留酒は醸造酒に比べて不純物が少ないため酔いにくく,頭痛を起こしにくい傾向が有ります。

アルコール頭痛の予防法・・・

引用:google

お酒は,ゆっくりとしたペースを保って飲むことが重要です。

調子に乗って,「イッキ飲み」というのはNGです。

お酒を飲むペースが速くなると,胃・小腸などのアルコール吸収も急激となるため,アセトアルデヒドの分解が追いつかない状況となり,その結果,頭痛となって発症します。

飲酒の機会が判明している場合,事前のサプリメント服用は一つの予防方法です。

セサミン・オルニチン・クルクミン・L-システインなどの成分を含むサプリメントは,肝臓の機能を助け二日酔い予防効果が有ります。

これらの成分を含む食材として,あさり・しじみ・はまぐり・イカ・タコなどが有り,アルコールの吸収を遅くする食材としてナッツ・レーズンバターなどが 有効です。

アルコール吸収後の代謝促進には,ゴマ・玄米・かぼちゃの種などが有効で,ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜は,肝機能強化に有効です。

アルコール頭痛の対処法・・・

お酒を飲んで,「頭が痛い・・・」と感じたら,当たり前の事ですが,お酒は一旦休憩です。

この身体のサインを無視して飲み続けると,体内にアセトアルデヒドが蓄積されるばかりで,肝臓の負担は大きくなるばかりです。

「頭痛がする・・・」というサインは,「身体がアルコール拒否・・・」の状態なので,それを無視して飲み続けるという行為は,危険です。

お酒には利尿作用が有るため,飲酒することが体内の水分排出を促進させてしまいます。

さらに,アルコールもアセトアルデヒドも分解するためには,大量の水分を必要とするので,頭痛が発生した場合,しっかりと水分補給をしないと,脱水状態を招きやすくなります。

この場合,可能であれば水分・塩分を含む経口補水液が望まれます。

アルコール頭痛を回避するためには,基本的には,お酒を飲む量をコントロールすることです。

「お酒を飲む時に水も飲む・・・」

「トイレに行く回数を増やして体内から早い段階でアルコールを排出する・・・」

などで,頭痛を回避できます。

「お酒を飲むと頭痛が起きる・・・」という人は,「なるべく空腹時を避ける・・・」というのも一つの方法です。

空腹時の飲酒は,空っぽの状態の胃腸をアルコールが直接刺激するため,血中アルコール濃度が急上昇し,お酒の回りも早く血管も拡張しやすくなるので,頭痛も発生しやすくなります。

アルコール頭痛は,温める?冷やす?・・・

お酒を飲んで頭痛を感じた場合の応急処置としては,痛みを感じる部位を,冷たいタオルなどで冷やすことで対処できます。

この場合,温めるのはNGです。

それは,血管が拡張して膨らむことで,その周囲が圧迫されて痛みが発生しているので,血管を収縮させる必要が有るからです。

ここで誤って温めると逆効果となって,さらに悪化します。

痛みを感じる部位を冷やすという方法は,飲み過ぎ・二日酔いなどの場合にも有効です。

アルコール頭痛と薬・・・

引用:google

日常的にお酒を飲んだ後,「頭痛がするから頭痛薬を・・・」という事はよく有ると思いますが,実は危険な場合が有るので要注意です。

①身体に負担がかかる

②頭痛・吐き気・嘔吐など肝機能障害が発症しやすい

③頭痛薬の効果が無い

①:アルコールと同様に頭痛薬も肝臓で分解されるので,服用することが肝臓に負担となり,逆にアルコールの分解を遅らせてしまいます。

結果的に,頭痛薬を服用すことが臓の負を大きくしているだけです。

②:多くの頭痛薬に配合されているアセトアミノフェンという成分は,アルコールとの相性が非常に悪く,服用すること頭痛・吐き気・嘔吐など悪化すること場合が有り,肝機能障害を引き起こす事も考えられ危険です。

③:多くの頭痛薬は,アルコールの分解を阻害することが多く,毒素が肝臓で処理しきれないため,効果が期待できない。

頭痛薬を服用する場合は,飲酒後約3~4時間経過を目安に服用することで,効果が期待できます。

その理由は,完全にアルコールが分解されるために,必要な時間が有るからです。

一般的に,

ビール中瓶1本(500ml)=約3~4時間

日本酒1合・缶ビール350ml=約2~3時間

が必要です。

勿論,個人差が有るので,分解される時間・スピード・度数・体型によって違ってきます。

しかし,「二日酔い」の場合は例外です。

二日酔いという状態は,アルコールの分解が正常に行われていない場合です。

肝機能が正常であれば,完全に分解されているはずですが,分解されずに残っているということは,肝機能が低下し分解スピードも低下していると考えられます。

薬の服用は,多くの時間を空ける必要が有るため, 二日酔いの症状を自覚したら,そこから約12時間経過後が服用するタイミングです。

アルコール頭痛薬「イブ」

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アルコールもイブも体内に入れば,身体にとっては「毒素」と認定され,肝臓で分解されます。

しかし,アルコールの分解で大忙しの肝臓に対して,薬を服用することは,肝臓にさらなる負担をかけることになります。

多くの頭痛薬は,アルコールの分解を阻害する成分を含んでいるため,肝臓で毒素の分解が進まず,そこにイブを服用しても肝臓に負担がかかっている状態では,分解が進まないため,効果が期待できません。

さらに,アルコールと相性が悪い成分が含まれているため,同時に服用すると肝機能障害を発症する場合も有り危険です。

アルコール 頭痛 「ロキソニン」

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主に生理痛・関節痛・頭痛・発熱などの症状改善に使用される解熱鎮痛剤で,歯痛・疼痛・咽頭痛・打撲痛・骨折痛など外傷による痛みや物理的要因が明確な痛みに効果が期待できます。

即効性が有り,服用後15分以内に約50%,30分で80%人に痛みの減少がみられました。

胃・肝臓などに負担が少なく眠くならないなどの特徴が有りますが,消化器系に副作用が出やすい傾向が有るため,気管支喘息の症状が有る人は注意が必要です。

アルコール 頭痛 「タイレノールA」

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胃への負担が少ない鎮痛成分「アセトアミノフェン」配合で,空腹時の服用が可能で,眠くなる成分も配合されていません。

胃壁には,胃酸から保護するために「プロスタグランジン」という物質が存在しています。

一般的な鎮痛剤では,この物質の生成を抑制してしまいますが,アセトアミノフェンは影響しません。

市販薬に配合されている主な鎮痛成分・・・

イブプロフェン

代表的な鎮痛成分の一つで,解熱・抗炎症・鎮痛薬としてよく用いられます。

効果が発揮されるまで,比較的時間がかかるところが難点ですが,安価で入手しやすい成分です。

痛みの原因とされる,「プロスタグランジン」という物質の生成を抑制することで,鎮痛効果を発揮します。

胃に負担がかかることが有るため,胃弱・消化性潰瘍の方には不向きな場合が有ります。

ロキソプロフェン

特に知名度の高い鎮痛成分で,飲み薬以外に湿布など外用薬でも,頻繁に用いられます。

抗炎症・解熱・鎮痛に優れた効果が有り,即効性で胃への負担も少なく使いやすい薬ですが,「第一類医薬品」に分類されるため,薬剤師不在の店舗では購入できません。

アセトアミノフェン

中枢神経に作用することで,痛みを感じにくくし鎮痛効果を発揮する薬です。

抗炎症効果はそれほど強くは有りませんが,胃への負担が少なく即効性が有り,安全性の高い成分で有るため,子供や長期間の使用も可能です。

肝臓に負担がかかる場合が有り,高齢者・肝臓の悪い方は注意が必要です。

アルコール頭痛  ツボ・・・

百会(ひゃくえ)

引用:google

左右の耳の穴を結んだラインと,眉間の中心から頭頂部に向けたラインの交差する,やや凹んだ所に位置します。

万能のツボで,頭痛・ストレス・肩こり・眼精疲労・不眠症など,自律神経に直結して身体の働きを整えてくれます。

完骨(かんこつ)

引用:google

耳の後方の少し出っ張った骨(乳様突起)の凹んだ窪みのところに位置します。

頭痛・めまい・首のこり・頭や顔のむくみに効果があります。

天容(てんよう)

引用:google

耳たぶの下からファスラインに沿って下顎の外側(首側)に位置します。

血流改善・むくみ・首や肩のこりなどに効果が有ります。

ツボ押しは血行改善効果が期待できます。

ひと押し3~5秒を目安として5~10回繰り返し行い,「痛いけど気持ち良い・・・」的な力加減で,力を入れる時に息を吐いて,力を抜く時に息を吸うのがコツです。

コンビニで入手可能で頭痛を和らげる食材・・・

アーモンド

アーモンドに含まれるマグネシウムによって,血管の緊張が和らぎ,頭痛改善効果が期待できます。

ヨーグルト

頭痛の原因の一つとして,カルシウム不足が挙げられます。

脳の活動にカルシウムは不可欠で,日常的にカルシウムを多く含む食物を摂取することで,

頭痛の改善が期待できます。

アルコール分解速度・・・

引用:google

口から体内に入ったアルコールは,胃から約20%,小腸から約80%が吸収され,その吸収された量の約90%肝臓で処理されます。

アルコールは,肝臓内でADH1B(アルコール脱水素酵素)によって分解され,有害なアセトアルデヒドになります。

その後,肝臓内のALDH2(アルデヒド脱水素酵素)によって,無害な酢酸に分解され,血液によって全身を巡り水・二酸化炭素に分解され,汗・尿として呼気や体外に排出されます。

[ アルコール含有量(g)=お酒の量(ml)✕お酒の度数(%)✕0.8(アルコール比重) ]

(例)ビール350ml・度数5%であれば,350ml✕0.05✕0.8=14 で,アルコール含有量は14gとなります。

[ 体重(kg)✕0.1=1時間に分解可能なアルコール(g) ]

(例)体重65kgの人なら, 65✕0.1=6.5 となり,1時間に分解可能なアルコールは,6.5gです。

日本酒2合はアルコール40gなので,代謝するためには 40÷6.5=6.15(時間) 必要となります。

アルコール度数14%の日本酒1合のアルコール量は約20g程度です。

アルコール20gを各種アルコール飲料に換算すると

・ビール500ml(度数5%)

・焼酎0.6合110ml(度数25%)

・缶酎ハイ350ml(度数7%)

・ワイン180ml(度数14%)

・ウィスキー60ml(度数43%)

となります。

アルコール分解速度は,年齢・性別・体調・体格・分解酵素の能力差など状況によって変動するため,個々の分解速度を正確に数値で表すことは難しく,あくまで目安の範囲となりますが,1時間のアルコール分解速度は,成人男性6g~13g,成人女性3.5g~10.5g程度です。

アルコールは,その90が肝臓で代謝されます。

肝臓の大きさは,除脂肪体重(身体から脂肪を除いた体重)に比例するため,体重が重い人ほど肝臓は大きく,分解速度も 速くなります。

まとめ・・・

アルコール頭痛が起きる原因は,お酒に含まれるアルコールと,その分解物質であるアセトアルデヒドによって,脳内の血管が拡張し周囲の神経が圧迫され痛みとなって発生します。

お酒に弱い人は,アルコールを分解する酵素の働きも弱いため,頭痛を発症しやすい傾向にあります。

一般的に,「頭痛を感じたら頭痛薬・・・」となりがちですが,アルコール頭痛の場合の服用には注意が必要で,服用する薬の成分によっては肝機能障害を引き起こす可能性も有ります。

アルコールの分解は肝臓で行われますが,頭痛薬も肝臓で分解され効果を発揮します。

しかし,肝臓がアルコールの分解真っ只中の状況で,頭痛薬を服用しても効果は期待できません。

体内に取り込まれたアルコールの分解には,個々によって能力差が有り時間も違ってきます。

計算上では,体重65kgであれば1時間で6.5gのアルコールが分解可能なので,缶ビール350mlでアルコール含有量は14gなので,約2時間と少しかかるという計算になります。

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